裕夫シェフのケイタリングノート

アクセスカウンタ

zoom RSS セル牡蠣でカキフライ&フキノトウのてんぷら

<<   作成日時 : 2011/02/08 18:06   >>

面白い ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

 娘の知人からセル牡蠣が沢山送られてきた。この人はまだうら若い女性だが、以前その腕を見込まれ、三重県の賢島で海鮮料理店の厨房を一人で切り回していたという料理人。現在は故郷の大阪市東住吉区で『ひだまりキッチンLeaf 』という店を持っている(家庭的だが斬新な料理を出すお店。キジ・イノシシ料理もある。お近くへ行ったらぜひ訪ねてみてください)。賢島で働いていたことから『的矢のカキ』にはいいルートがあるのだろう。極上物を選んで送ってくれた。写真は撮り忘れたが、このほかにも2月3日の節分にあわせて恵方巻(具沢山の太巻き)とデザート用のティラミスまでが一緒に入っていた。量もたっぷり。娘宛に送られてきたのだけれど、僕らもおすそ分けに預かることが出来、感謝感激!
画像

数えてみると、なんと36個もあった!。ド〜ンと積み上げると壮観だ。さっそく殻むき開始!
画像

必需品は軍手と殻むきナイフ
画像

丸く膨らんだ方を下、平たい方を上にして手の平に載せ、カキの右縁の合わせ目中央あたりにナイフを入れる。
画像

上面の殻の裏側に沿わせてナイフを時計の針のように円く動かして貝柱を切る。
画像

上面を開きながら殻にくっついているヒモを切り離す。身がプリっとしている。待ちきれずにひとつ口に入れる。
「う〜んいける!」新鮮そのもののカキは味蕾を直撃する旨さ。中のスープと一緒にすすると、けっこう塩味が濃いので、レモン・ライムなど柑橘類を添えるのを忘れないようにしなくてはならない。
画像

上側の殻を取りはずし、割れくずれた殻をていねいに取り除いて出来上がり。
画像

下側の貝柱も切断し、身をはずしやすくしてからお皿に盛る。やっぱり艶が良い。丁度タイミングよくカミさんが帰ってきた。
画像

なんと、こちらも友人に天然のフキノトウをいただいて帰ってきた。カキフライを作ろうと思っていたので、丁度揚げ物ついでに、このフキノトウをてんぷらにしようと決める。
画像

フキノトウのガクの茶色いところを少し取り、、かなり薄めの衣を付けて高温でさっと揚げる。山菜や香りの高い野菜のてんぷら衣には卵液を混ぜない方が良い。塩味で食べるとこの苦味が引き立って、まさに大人の早春の味だ。
画像

そして我が家の全員が大好きなカキフライ。顔を見てから揚げはじめ、熱々を食べてもらう。大人はもちろん、3歳の子どもまで「美味しい、美味しい」とかぶりついていた。ほんとに美味しい物は、どんな小さい子でも分かるんだな・・・。
画像

画像

お酒はワインにするか日本酒にするか迷ったけれど、生ガキやフキノトウに合わせ、今日は日本酒、『蓬莱泉の一念不動』にしてみた。蓬莱泉で有名な関谷醸造の吟醸工房で作られた酒で、最近良く飲んでいる。酸味を感じるお酒でてんぷらとよく合うのではと思ったのだが、実にぴったり。今夜もいいぞ!

<感想>
 カキフライは僕の得意料理の一つ。油を200度ほどの高温にして、ほんとに短時間でサッと揚げる。揚げあがったカキは、トングで軽くはさんで振るようにして油を切るといい。こうすると油がスッキリ切れる。ちょっとしたコツなのだが、何しろ高温なので、振ってとんだ油に十分ご注意を!
 生ガキは最高だ。でも火を通したカキも、やっぱり美味しく食べられる。昔85年、86年と的矢のS養殖所でドラム缶に金網を乗っけてコークスを燃料にして焼きガキをいただいたことがある。焼きすぎたものは惜しげなく捨て、ミディアムに焼けたカキだけを食べるという贅沢さだった。一人30〜40個ぐらい食べたんじゃないかな。ワインはブルゴーニュの赤。無我夢中で食べたカキの味は今でも忘れられない。余談だが、愛読書のマンガ『美味しんぼ』で「カキとシャブリは合うか合わないか」というテーマがあった。結論としては「日本人にとって、カキと白ワインは生臭ささが強調され合わないと感じる。日本酒の方が良い」ということになっていた。しかし何故フランスでは、多くの人がカキとシャブリを合わせ、嬉々として食べているのだろう?フランス人と日本人の味覚の構造は違うのか?結論の出ない面白いテーマの一つだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
面白い 面白い 面白い
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
セル牡蠣でカキフライ&フキノトウのてんぷら 裕夫シェフのケイタリングノート/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる